マイホームでこだわりたいポイントNo.1はやっぱりキッチン。
毎日の家事を楽しくするためにも、見た目はもちろん使いやすさをよく吟味しましょう。
このシリーズではキッチンの配置から、使いやすさを考えます。

第3弾は壁に沿って設置するI型キッチン。

LDKを広く見せたいという方に大人気。
キッチンを取り囲むカウンターを造作する必要がないため、
工事費用が比較的安く済むというのもメリットです。

食器棚＋パントリーでほどよく隠すオープンキッチン

本格的な南インド料理が趣味のT様は、油が飛び散っても掃除がしやすいよう、壁付けタイプの業務用キッチンをセレクト。
よく使う道具やスパイスなどの調味料をパッと手に届きやすい場所にオープン収納することで、作業効率もUP。

キッチン手前の食器棚、横のパントリーに見せたくないものは収納し、
見せる・隠すをうまく使い分けています。

→WORKS 20「かっこ良く朽ちる家」名古屋市東区・マンションリノベーション
→2019.4.13 見学会開催します！
　

木のぬくもりが優しい、カフェのようなオリジナルI型キッチン

M様邸のキッチンは、木のフレームとステンレスの天板でオーダーメイド。
シンプルで優しいカフェのような雰囲気です。
すっきりとしたキッチンを保つコツは、T様邸と同様、
「お気に入りのものだけを見えるところに飾って収納し、その他のものはパントリーを活用すること」
だそうですよ。

　
→WORKS 43「海辺のヴィンテージ」名古屋市南区・一戸建てリノベーション
→2019.3.10 見学会開催します！
　

家族があつまる大家族のキッチン

3世帯8人で暮らす大家族のM様邸。
キッチンは大型の業務用を壁付け。
特注のダイニングテーブルを作業台としても活用しています。

ごはんの準備の時は子どもたちもダイニングに集まってお手伝い。
キッチンとダイニングを一体にすることで、
お手伝い・配膳・食事がシームレスにでき、家族みんなで食を楽しめる場所になりました。

　
→WORKS 57「3house」武豊町・一戸建てリノベーション
　

業務用キッチン＋特注テーブル

LDKを一体にして、空間を広く開放的に使いたいという理由でI型キッチンを選択したK様邸。

すっきりとしたキッチンの秘訣は死角に配置したパントリーと、
腰から下、窓の上など、視線を外した位置に設置した収納棚。
目に止まる場所にはお気に入りの食器をディスプレイして、カフェのようなキッチンに。

　
→WORKS 99「まぜまぜ」愛知県安城市・マンションリノベーション
　

システムキッチン＋パントリー

コンロの油はねを気にせず、料理に向き合いたいという理由でI型キッチンを選択したO様邸。

ダイニングテーブルとの間に、オリジナルの食器棚兼カウンターを造作し、緩やかにゾーニング。

大きなパントリーも造作し、冷蔵庫もその中へ。
リビングから見える部分がとてもすっきりとして、生活感のない美しいLDKが実現しました。

　
→WORKS 110「FLAT LIFE」愛知県海部郡・マンションリノベーション
　

ヴィンテージ空間に溶け込むステンレスキッチン

リメイクした食器棚に目が止まり、一見するとここがキッチンとは分からないほど、インテリアに溶け込んだK様邸のキッチン。
食品庫はヴィンテージのロッカーを活用、冷蔵庫もステンレス製をセレクトして存在感を消しています。

オーブンなどの家電も天板の下に収納。
木やプラスチックのコンテナボックスを上手に組み合わせて、すっきりと使いやすくまとめています。

もともとのキッチンは天板だけのとてもシンプルなもの。
既製品のキッチンが、驚きの変貌を遂げました。

→WORKS 111「Lively Apartment」名古屋市千種区・マンションリノベーション

I型キッチンに向いているのはこんな人

・LDKを一体にして広く使いたい
・料理に集中して向き合いたい
・キッチンの施工費用を安く済ませたい
・掃除の手間を減らしたい

キッチンといってもデザインはいろいろ。
あなたのライフスタイルにあったキッチンを一緒に考えましょう。
見た目と使いやすさを両立したキッチンを考えるシリーズの記事一覧はこちらから。

→L字キッチンの事例集
→アイランドキッチンの事例集