インナーテラスとは、室内または半屋外に作られたテラスのこと。
家の中なのに屋外のような感覚を味わえる、光溢れるゆとりのスペースです。

雨に濡れないので室内干しのスペースにしたり、お庭の代わりに利用したり、活用方法はいろいろ。

今回は、エイトデザインのリノベーションの事例から、ユニークなインナーテラスのアイデアをお届けします。

ガーデニングを楽しむためのインナーテラス

「ヘンなステキなお家をつくりたい」というユニークなきっかけでリノベーションしたF様邸。
家の中でたくさん植物を育てたいという希望で、インナーテラスを導入しました。

リビングの床から一段下げて、家の中に縁側があるようなイメージでデザインしています。

植物を育てるだけでなく、ワンコのトイレなどの置き場所に。
水がかかってもサッと拭き取れるので、メンテナンスもしやすいのが良いですね。

→WORKS 02「縁側と音楽と旨めしな毎日」名古屋市千種区 – マンションリノベーション

古民家の広縁のようなインナーテラス

「マンションだけど古民家のような居心地の良いおうち」というテーマでリノベーションしたS様邸。
無機質なアルミサッシを隠すため、全ての窓に古建具の内窓を取り付けました。

内窓を取り付けることによって、見た目を改善するだけでなく、遮音や断熱にも役立っています。

バルコニー側は、室内干しのスペースも兼ねたインナーテラスになっています。

小さなスペースですが、縁側のような気分を味わえます。

　
→WORKS 41「下町美術室」名古屋市昭和区・マンションリノベーション

ビルっぽさを払拭するためのインナーテラス

オフィスビルのワンフロアを住居にリノベーションしたM様邸。
窓周りにスチールサッシで区画されたインナーテラスを設け、ビルっぽさを払拭し住まいとして居心地の良い空間にしています。

もともとはいかにもなオフィスビルでした。

オリジナルで製作したスチールサッシの引き戸。

外と内をやわらかく繋ぐ、バッファーとなる空間です。

　
→WORKS 46「ミニチュア・ガーデン」名古屋市西区・ビルリノベーション
　

室内干しのためのインナーテラス

築40年の実家をリノベーションしたM様邸。
もともとバルコニーがなく、暮らしやすさを改善するためリビングにインナーバルコニーを作りました。

リノベーション前は広縁を洗濯干しスペースとして使用していました。
障子で仕切られた居室は、日中も暗いのが悩みでした。

ガラス窓で区切られたインナーテラスからは、自然光がたっぷり入ってリビングも明るく。

内側にあるロールスクリーンを下ろして洗濯物を隠すこともできます。

　
→WORKS 120「Life Style Renovation」日進市・一戸建てリノベーション