東京都足立区の美容室の店舗デザイン。
美容師夫婦の店舗兼住宅のプロジェクトです。
ご夫婦はもともと埼玉で美容室を運営しており多忙な日々を過ごしていましたが、
仕事もプライベートも充実させて楽しく暮らしたいと思うようになり、
祖父母が建てた一軒家を譲り受けて美容室を併設した住居へとリノベーションしました。
母が長年営んでいた美容院「カツミ」の名前を引き継いで、
母への感謝と尊敬の気持ちを。
丁寧な接客とゆったりとくつろげる時間を提供する、
まちに開いたアットホームなお店を目指しています。
*住居部分の事例はこちら
→WORKS 162「働くも暮らすも、丁寧に楽しむ。 “猫中心的”実家リノベーション」東京都足立区店舗兼住宅リノベーション
レースのカーテン、Rの開口で、シンプルな中にも柔らかさを感じるインテリアデザイン。
レセプションの什器もRのデザインで温かみのあるものに。
カットスペースはレースカーテンで目隠しし、窓の外の通行人とお客様が鏡越しで視線が合わないようにしています。
アンティークな小物でまとめたカットスペース。
Rの開口部の向こうはシャンプースペースとスタッフルーム、住居へと繋がっています。
こぢんまりと、居心地の良いシャンプースペース。
かつて母のお店のノベルティで使用していた女性のイラストに愛着があり、ロゴマークとしてリメイクしました。
入り口のステップには、カツミが創業した1976年の記念サインを。
受け継いだものを大切にし、時代を超えて愛されるお店を目指しました。