多機能型事業所 重症児デイサービス くる実

重症心身障がい児・医療的ケア児を対象とした多機能型事業所を運営する株式会社実のり。
3事業所目となる「くる実」では、利用者の心に働きかける「やすらぎ」と「遊び心」をテーマに、新たな施設づくりに取り組みました。

施設の利用者は、重い障がいを抱えながら日々を過ごす児童たち。
新しい事業所では、そんな児童や家族にとって「通うことが楽しみになるような施設づくり」を目指しました。

コンセプトは「くる実の森のちいさな村」。
動物たちが楽しげに暮らす“絵本の中の世界”に迷い込んだような、
心が弾む空間が児童たちを迎え入れます。

・枝や葉のあいだで、子どもたちの作品が賑やかに揺れるシンボルツリー
・身体全体で重力を感じられるチェアハンモック
・動物たちの表情が壁を彩るウォールクロック
・光を使った療育「スヌーズレン」のための、ほの暗い洞窟ルーム など
施設内には、五感へやさしく働きかける仕掛けが随所に散りばめられています。
視覚や触覚、揺れや光といった感覚体験を通して、人が本来持つ感性や本能を引き出す療育が行われています。

これまで「安心」と「利便性」によって利用者からの支持を得てきた事業は、そこに「遊び心」という新たな価値を加えることで、児童や家族にとってより豊かな居場所へと進化しました。

 

SHOP INFO

LOCATION
愛知県名古屋市西区栄生三丁目9番3号
ウェブサイト
https://minori2022.com/

DATA

物件名
多機能型事業所 重症児デイサービス くる実
業態
児童発達支援 放課後等デイサービス
オープン
2026年4月1日
  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • pinterest

機能訓練室に入ると、山採りの樹とフェイクグリーンで作った大きなシンボルツリーがあります。
安心感を抱く、木漏れ日の森をイメージしています。

 

シンボルツリーの下には、円形のローテーブルを造作しました。
食事などのシーンで使うほか、天板はホワイトボードマーカーで落書きができる仕様になっています。


 

アール垂れ壁の先は、バックヤードへと繋がる廊下。
車椅子の保管スペースも兼ねており、右側には多目的トイレがあります。

 

様々な症状をもった児童たちが安心して共存できるように、
床の色を分けることによってそれぞれの居場所を緩やかにゾーニングしています。

 

壁には立体的なウォールクロックを取り付け。リス、ウサギ、クマが1日の動きを伝えます。


 

チェアハンモックで、椅子とは異なる重力を感じたり、ゆらゆら揺れたり。




 

色とりどりのボルダリングホールドは触感を刺激します。

 

洞窟エリアではキラキラ光るスヌーズレンが楽しめます。
「スヌーズレン」とは、オランダ語の「スヌッフレン(くんくん匂いを嗅ぐ)」と「ドゥーズレン(うとうとする、くつろぐ)」という2つの言葉から創られた造語で、探索とリラクゼーションを兼ね備えた活動や考え方のこと。


 

丸窓は事務室の覗き窓。機能訓練室を見守ります。
突き当たりの大きな扉から、ミスト浴のできるユニットバス・脱衣室へ。

 

脱衣室は、入浴準備や片付けがスムーズにできるよう、手洗い場や洗濯機置き場を備え付け。
カーテンの先はバックヤードへつながっています。


 

森の中にある小屋のような、可愛らしい外観の建物をリノベーションしました。


 

相談室は、親御さんとスタッフが話をしたり、入所を検討されている方との懇談スペースとして。
事業案内のパンフレットは絵本型にして、親御さんはもちろん、子どもも楽しめるようにデザインしました。



 

草原のような緑色のカーペットを敷いたコンパクトなキッズスペースも作りました。


 

「子どもたちとその家族の想いが実のりますように」という願いを込めて、日々のお手伝いをします。



 

おすすめの事例

BACK