メイクをするとき、どこでどんなふうにしていますか？
洗面所でパパッと時短で済ませたり、明るいリビングでのんびり楽しんだり。
今回は、リビングでメイクをしたい派の方におすすめの洗面レイアウトのご紹介です。

マンションで明るい洗面台を実現するには

メイクは自然光の入る明るい場所でしたいと思いつつも、マンションでは元々の物件の窓の位置などの兼ね合いで実現できないこともあります。
リビングにドレッサーを置いてメイクを楽しむという手もありますが、洗顔〜スキンケア〜メイクまで1箇所でできた方がもっと便利そうです。

今回ご紹介する事例では、リビングでメイクをしたいお施主様のために、思い切ってリビングに洗面台を設置するプランを提案しました。
→WORKS 142「mellow life」名古屋市東区・マンションリノベーション

リビングに半個室タイプの洗面台

名古屋市東区でマンションリノベーションしたY様ご夫妻の住まい。
リビングの一角にドレッサーも兼ねた洗面台を造作しました。

この写真のちょうど真ん中、グレーのカウンター部分が洗面台です。
分かりますか？

横から見るとこんな感じ。
2色の漆喰で仕上げた曲面の腰壁の中が洗面台になっています。

ペニンシュラキッチンのような洗面台。
手元を隠す腰壁を曲面にしているので、カウンターがリビングに出っ張っていても圧迫感なく馴染んでいます。

奥の扉を開けると脱衣室。

洗濯室やキッチンとも繋がっていて、快適な家事動線になっています。

間取り図を見るとこのように。
洗面台の背面は壁になっているので、小物類は丸見えにならず、生活感をほどよく隠せます。

なお、歯ブラシ類も完全に隠したい！という方は、ニッチ収納と三面鏡を組み合わせる施工方法もオススメ。
たとえばこんな感じ（ex. WORKS111K様邸）

寝室に思い切ってサブ洗面台を作るという手も

明るい場所で身支度したいという要望なら、思い切って寝室に洗面台を設置するという手もあります。
こちらの事例では、メインの洗面脱衣室とは別で、寝室に家具をリメイクして作った洗面台を設置しました。

スペースと予算に余裕があって、給排水の配管ルートが確保できる物件ならこんなプランも実現できるのです。
→WORKS 134「Under Construction」名古屋市瑞穂区・一戸建てリノベーション
 
 

洗面台にもっと自由を！

近年では感染症対策のために玄関や廊下に洗面台を設置するおうちも増えてきました。
洗面台は脱衣所にあるものという固定概念を振り払うと、思いのほか便利で楽しい暮らしが実現できますよ。
リビング洗面台なら、夏場でも空調も効いているので、塗ったそばからメイクが流出する、、、といったこともなく快適です◎
どのように暮らすのかをじっくり掘り下げて、あなたらしい気分の上がる洗面スペースを実現しましょう！