壁や天井はDIYで左官仕上げ。
まずは天井の躯体に下地のシーラーを施主自ら施工しております。
シーラーにはコンクリートからアクが出るのを防いだり、仕上げ材との密着性を高める効果があります。
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大工工事が終盤です。
施主の柳田くんに現場を案内してもらいました。
「ここにはこれくらいの大きさの家具を加工した洗面台を置きます。」
「この穴には猫トイレを置きます。猫砂が床に飛び散るのを防ごうという魂胆です。」
「こっちはクローゼットになります。」
「上にも棚を作ったので天井はちょっと低め。僕の身長なら余裕だけど、タケさんとかだと無理かもね!」
「ここは寝室。この溝のとこは間接照明がパ〜となります。」
同行したのはエイトタウンのインテリアコーディネータです。
大工工事が終わったら、壁と天井を漆喰で仕上げるそうです。
しかもDIYで!
想像するだけでも大変そうだ。(特に天井)
みんなに手伝ってもらって早く終わるといいですね!
サッシの交換をしています。
柳田邸は古いマンションのため、外壁にエアコンや給湯器の配管用スリーブ(穴)がなく、窓の一部に配管用パネルを設置して配管を通します。
サッシはマンションの共用部にあたるため、通常リノベーション工事でサッシを変更することはできないのですが、管理組合の許可を得て交換できることになりました。
マンションリノベーションではめったにない工事です。
ユニットバスも設置されました。
間仕切りのボード貼りを進めていきます。
業務の合間を縫って、施主の柳田さんが現場を見に来ました。
普段お客様の現場を見ることが多いですが、
自分の家となると見え方も変わりますよね。
大工工事も進んでいます。
床はヘリンボーン仕上げ。
湿度変化による伸縮に備えて、トランプで隙間を開けながら施工しています。
R部分もとても綺麗に仕上がっています。
お風呂に強いこだわりがある柳田さん、ユニットバスをギリギリまで悩んで納品が遅れているので、
この後の工事の進み方は変則的になりそうです。
間仕切り壁の造作が始まっています。
寝室がリビングにぽっこり飛び出す間取りなのですが、
コーナー部分が曲線になっているので、圧迫感のない優しい印象に仕上がりそうです。
なお、浴室の壁のコーナー部分もRになっています。
こちらは直径が小さい(r=150mm)ので、なんと紙管(ボイド管)でコーナー部分を作っています。
ボイド管の外径とぴったり合うように間仕切りを作る繊細な仕事です。
おまけ。
ディレクターが洗濯室の出入り口の高さ確認をしている様子。
床を上げたため梁との距離が縮まったけど、高さ関係大丈夫かな?の図です。
長身のディレクターでも少し余裕があるので、標準身長の柳田さんなら全然大丈夫そうですね。