お子様が生まれたばかりの、20代夫婦のマンションリノベーション事例です。
壁をライトイエローの塗装で仕上げたLDK、
鮮やかなオレンジと落ち着いたグリーンをインテリアのキーカラーにして、
ポップな住まいになりました。
家事は二人で分担して助け合い、水曜日は一緒にジムに通うなど、仲良しなご夫婦です。
インテリア好きな二人が叶えたかった要望は、
・物が多くてもおしゃれに見える家にしたい
・リビングに居る時間が長いので、快適な空間にしたい
・ランドリールームが欲しい
・二人とも使うキッチンは使い勝手良く、収納もたくさんほしい
など。
お子様が生まれて家族構成が変わり、自由な時間や過ごし方は変わるけれど、
大切なものやこれまで過ごしてきた時間は変わらない。
リビング・ダイニングは、洗面・浴室、キッチン、クローゼットへの動線でもあり、
何をしていても家族の気配を感じることができます。
変化に直面していくこれからの生活の中で、
歩幅を合わせて歩いていけるような住まいです。
model MAYUチ
玄関は視界を広く、履きたい靴がすぐ見つかるよう、オープン収納にしました。
ミラーは上部がアールを描いていることで、空間に柔らかな印象が生まれます。
廊下は照度を落として雰囲気よく。LDKへのドアはオリジナルで造作しました。
玄関側は、バーハンドルを横に取り付けて存在感と使いやすさを両立。
リビング側からは押せば開く仕様。
アンティークな雰囲気のある型ガラスは、上下で模様を変えています。
ポップなオレンジをアクセントにしたLDKは、壁をライトイエローの塗装で仕上げました。
照明は、オレンジ色のルイスポールセンのワークショップ・ランプと、イサム・ノグチのアカリが同居。
異なるデザインの椅子も見事に調和しています。
洗面スペースに貼った白タイルは、目地もオレンジに。
洗面の奥にある脱衣スペースはカーテンで仕切っています。
オレンジが透けて見えるレトロなガラスブロック、アメリカンスイッチもポイント。
水回り(洗面・脱衣・キッチン・ランドリールーム)は、
床にテラゾー柄の塩ビタイルを貼って使い勝手良く仕上げました。
洗面からリビングへの眺め。
アール壁の先は、クローズドタイプのキッチンスペース。
2.8m超の造作キッチンは、収納も豊富で使い勝手抜群。
半円が連なったウッドリブパネルもポイントです。
ゆらぎのある深緑のグラデーションが美しいタイルは、目地なしで仕上げました。
換気扇フードには、新婚旅行の思い出のマグネットを飾っています。
カップボードもキッチンと合わせて作りました。
ゴミ箱もぴったり収まります。
大きく育ったモンステラを置いて、ゆるやかにゾーニングしたダイニング。
ソファは憧れのロゼトーゴ。お気に入りのクッションやブランケットをバランスよく合わせて。
ファブリックで仕切ったランドリー・クローゼットスペース。
乾燥機にかけられない物も干せるように、ハンガーパイプを設けました。
洗って、乾かして、畳んで、仕舞う、が一箇所で済む家事楽設計。
ニッチには、DAISUKE KONDO art collectionを飾って。
テレビは壁掛けにして配線を隠し、すっきりと。
ダイニングの奥にあるキッズスペースは、将来壁で仕切って個室にもできます。