医療機器メーカーの工場&オフィスのリノベーションプロジェクト。
株式会社近藤研究所は社員数7名と少数ながら、医療用・工業用の内視鏡などでは全国シェア7割を誇るメーカーです。
開発者として優秀なスタッフを育てたいという想いで、人材獲得を強化することに。
新しいオフィスでは“街に開く”ことをコンセプトに掲げ、訪れた人には製品の裏側にある会社の理念や思いを知ってもらえるように、という思いを込めました。
3Fの社員食堂は将来的にはレストランやイベントスペースとして一般の方も利用できるように計画しています。
1Fエントランス。
テーマは「実験室」。
商品の展示ではなく、製品を体験する姿をフォーカスできるように、体験の場となる実験台とデモ機を収納する壁面収納、打ち合わせテーブルのみのシンプルな構成に。
3Fカフェ・イベントスペース。
「G’s stream」の名称は施主様のアイデア。
休日にはキリスト教の礼拝に利用されることも。
グランドピアノもあり、音楽イベントでも利用できます。
キッチンは飲食店営業許可を取得できる仕様。
バックヤードと、イベント時に楽屋として使用できるスペースも確保してあります。
4m以上の天井高が広がるテーブル席と、こもり感が感じられる配置のソファ席。
その間に位置するテラス席は南面の日光を奥へ引き込む役目を果たしながら、種類の異なる2つのスペースを緩やかに区画します。
食事や休憩、時には会議やプレゼンテーションなど、目的や用途に合わせた利用が可能です。
テーマは体と心の健康。
医療機器メーカーとして、ここを利用する人にとって健康で心地よい場所であることを目指しています。