千葉県市川市の住宅街に佇む、木のぬくもりに包まれたトレーラーハウス。
そこは、わんちゃんと飼い主が心から安心して過ごせる「ドッグケアサロン ルルテ」です。
今回のまちづくりコラムのテーマは、「犬と人に寄り添う “ケアサロン”」について。
– エイトデザインのオリジナルトレーラーEIGHT TRAILERのドッグサロン –
ルルテはトリミングサロンで働いていたお施主様が独立してオープンしたサロンです。
元々は自宅を増築して店舗を構えることを検討していましたが、市街化調整区域のため増築のハードルが高く、自宅の敷地の一角にトレーラーを置くことで夢を叶えました。
本記事では、オーナーの小田さん(以下敬称略)にお話しを伺いました。
エイトデザイン:独立のきっかけを教えてください。
小田:トリマーとして働いていた頃、トリミングが苦手なわんちゃんに寄り添えないことが多く、心苦しく思っていました。
「こうしてあげたい」と思っていても、中々実践ができなくて…。
わんちゃんのために、わんちゃんのペースで安心できるトリミングを実現したくて、独立を決意しました。
エイトデザイン:サロンのこだわりはありますか?
小田:シャンプーにはマイクロバブルを導入しリラックス効果をもたらすことで、トリミングをするだけではなく心のケアも重視しています。
『ここに来てからわんちゃんのトリミングへの苦手意識が和らいだ』という声もいただけていて、とても嬉しいです。
店内は木の温かみがお気に入りで、ぬくもりを感じられるのか安心感からわんちゃんもホッとしてくれています。
飼い主さんからも居心地がいいと好評で、ついお話も弾みます。
店内はラワン材をはじめとした木質系素材を用いた、落ち着いた雰囲気の空間。
汚れに強い素材を使いながらも、友達の家に遊びに来たような温かさを感じられるのが特徴です。
エイトデザイン:店名にはどのような思いが込められていますか?
小田:“ルル=フランス語で「かわいい・愛しい子」”、“テ=肉球のぬくもり”。そこから『可愛い・愛しい子の手』という意味を込めて“ルルテ”と名づけました。
わんちゃんの肉球ケアをする中で感じる温もりに、私自身も癒されています。
エイトデザイン:ロゴのイラストもやっぱりわんちゃんなんですね!
小田:ロゴのイラストは大好きなマルチーズをモチーフにしています。
幼少期からマルチーズの側で育ってきたのですが、マルチーズがトリミングから帰ってきた時に嬉しそうにしていた時があって。
その姿を見て「自分も将来トリマーになりたい!」と思いました。
エイトデザイン:OPENしてからの感想をお教えて下さい。
小田:1年営業してみて、自分でも驚くくらいのお客様とわんちゃんにご来店いただいてとても嬉しいです。
また、Instagramのストーリーズに施術している姿を配信していて、それを飼い主さんが楽しみにして下さっています。
エイトデザイン:撮影はどうやってしているんですか?
小田:1番かわいいところを撮ってもらうように主人に協力してもらっています(笑)。
最初は固定カメラでしたが、どうしても背中を向けてしまうことが多くて…。
トリミングしている時にしか見ることができない、洗う・乾かすといった時にしかない可愛さを飼い主さんに見てもらいたいので、撮影にも力を入れています。
小田さん、ありがとうございました!
「犬をかわいくするだけでなく、心から癒されてほしい」。そんな小田さんの想いが伝わってきました。
ルルテのinstagramアカウントはこちら:@lulute_dogcaresalon