以前から憧れていた、絞りのまち有松に住むことを実現するためのプロジェクト。
25坪の土地に、車2台、家族5人の家を計画。
有松町並み保存地区に指定されているため、有松に相応しい外観が求められました。
集めていた古道具や現代アートを引き立たせるため、空間自体はごくシンプルな白い箱に。
光の入り方にもこだわり、優しい自然光が家族を包みます。
音楽、アート、料理にお酒、アウトドア・・・。
好きなモノ・コトを、捨てることなく大切に拾い続けてきたA様ファミリー。
新旧MIXのインテリアが、有松の風景に馴染む新しい暮らしです。
建物全体の高さ制限がある中でLDKの天井高を確保するため、1F車庫部分の天井高を抑えてスキップフロアのあるリビングとしました。
ハイサイドの窓から一日中やわらかい自然光が注ぎます。
気軽に腰掛けられる小上がり。
框には古材を使用しています。
シンプルなステンレスキッチンに、カラフルな生活道具とアート作品が映えます。
階段室上部にはトップライト。
3Fは個室と寝室、ウォークインクローゼット。
古建具やアフリカの織物で作った暖簾など、民芸品をインテリアのポイントに。
1Fの階段はフレキシブルボードで仕上げています。
1Fは洗面・浴室と玄関。
ミニマルな空間に絞りの暖簾や古建具で有松らしさを。
玄関。
外壁は墨入りの左官材で仕上げています。
外観は有松町並み相談会に施主、エイトデザインも参加して協議して決めました。
古き良きものと、A様らしいカルチャーがMIXされた暮らし。
テーマは「アリマツジンに、なる。」です。